10月, 2011年

【アイデア】なぜスモールビジネスはCMSを取り入れるべきなのか?

2011-10-21

 

最近、多くのウェブサイトがCMS型になっていると言われています。

 

CMSはコンテンツ・マネジメント・システムのことで、簡単にいうとブログが進化したようなウェブサイトのシステムのことです。CMSにも色々な種類がありますが、最も使いやすく、知名度が高いのがワードプレス(WordPress)になると思います。

 

当社ではこのワードプレスの導入をスモールビジネスに勧めています。単なる飾りや体裁ではなく、ウェブサイトを集客ツールとして使いたい、商品やサービスのマーケティングに活用したいと思う中小企業にとって、ワードプレスは非常に理にかなったシステムだからです。その利点を以下にまとめますので、ウェブサイトを刷新する際の参考にして下さい。

 

1.ウェブの知識がなくても操作可能

 

多くのブログサービスがそうであるように、ワードプレスはウェブ(HTML)の知識がなくても操作可能で、使い方を覚えれば誰でも簡単に管理できるようになります。

 

企業がウェブサイトで最も重視しなければならないのが、最新情報の更新です。新商品を発売した、展示会に出展する、代表がテレビに出演する、賞を受賞した、利益が前年度を上回ったなど、企業活動を行っていればこういったニュースは毎日のように出てくるものです。

 

しかし、これまではウェブサイトを管理できる人が社内で限られている(または、いない)、更新を外部の業者に頼んでいる、更新が面倒といった理由で、せっかく作ったウェブサイトを有効利用できずにいた企業も多かったと思います。

 

ですが、ワードプレスは一度サイトを作ってしまえば社内で管理することができ、外部の業者に更新を頼む必要もなくなります。

 

2.ウェブサイトのような体裁とブログ機能

 

ワードプレスはウェブサイトのように自在にデザインすることができ、単に投稿が掲載されるだけのブログとは一線を画しています。最近はCMSのデザインが進化しているので、サイトを見てもそれがCMSであるかそうでないか、簡単には見分けがつかなくなっています。

 

ですが、ワードプレスの素晴らしいところは、固定のウェブページとは別にブログ機能がついていることです。ここに企業の最新情報を載せ、頻繁に更新することができます。ウェブページとブログの両方を、1つのサイトの中に組み込むことができるのです。

 

ブログが発展した7~8年前から、企業の代表が会社のウェブサイトとは別の無料サービス(アメブロなど)を使ってブログをやるのが流行しましたね(いわゆる、社長ブログのようなものです)。ですが、ワードプレスによってブログもサイト内に組み込むことができるようになった今、外部ブログを使うのは時代遅れとなっていくでしょう。

 

3.検索エンジンに強い

 

ワードプレスは検索エンジン対策が非常によくできていて、検索結果で上位に表示されやすくなる仕組みとなっています。また、少し工夫するだけで検索エンジンを意識したサイトづくりも可能ですし、更新すればするほど、検索エンジンにも見つけてもらいやすくなります。

 

これまでSEO(サーチエンジン最適化)のサービスに多額を費やしてきた企業も少なくないと思います。ですが、ワードプレスを使えばそういった費用を大きく削減することができます。

 

先日、アメリカのオフィスに関するこのような記事を投稿しました。その翌日、「アメリカ」「オフィス」「レンタル」といったキーワードでGoogle検索すると、検索結果でもう6位に入っていました(スクリーンショットはこちら)。Googleはパソコンの個人設定によって異なる検索結果を出してくるので、すべてのユーザーがこの結果を見るわけではありません。ですが、この投稿が短時間でGoogleに認識されたのは事実で、それはワードプレスの性能のおかげなのです。

 

4.低予算で制作可能

 

最近はワードプレスのデザインテンプレートが低額で売られているので、それを利用すると低予算で制作することができます。もちろん、オリジナルのデザインで手間とお金をかけてつくりたければそれも可能。そういった柔軟性も人気の理由と言えるでしょう。

 

人材や予算が限られているスモールビジネスの視点から、CMSの利点を列挙しましたが、もちろん大企業にもCMSを取り入れるメリットはあります。実際、アメリカにはCMSベースのウェブサイトを持つ企業が多く見られますし、情報発信型サイト(ニュースサイトなど)の大半はCMSを利用しています。CMSにもピンからキリまであって、ワードプレスに代表されるユーザーフレンドリーなものもあれば、機能重視で多彩な仕掛けを導入できるものもあり、ニーズに応じた使い分けが今は可能になっているのです。

 

ウェブサイトは、上手に活用すれば貴重な集客ツール、さらには優秀なセールスマンになります。それを実現するための第一歩が、CMSの導入と言えるでしょう。

 
 

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【現地情報】アメリカの賃貸オフィス

2011-10-20

 

アメリカに法人を設立したり、現地事務所を開設したりする際に、オフィスをどうやって探したら良いかという質問をよく受けます。

 

日本と同様に、不動産業者を通じて商用ビルをリースするのが一般的ですが、設立したばかりの企業にとって賃料が負担になることが多く、また家具やコピー機といった事務所の一式を揃えるのも大変です。

 

アメリカには、通常のリースとは異なるオフィスの賃貸方法があり、スタートアップやスモールビジネスの力強い味方となっています。そのうちの3種類をここでご紹介します。

 

エグゼクティブスイート(Executive Suite)

 

日本の「レンタルオフィス」「共同オフィス」に近いと思いますが、呼び方がいいですよね。オフィススペースを小さな個室(スイート)に区切って、複数の企業が共同で使うタイプです。受付、会議室、休憩室、コピールームなどは共有し、テナントは1人から5人くらいを収容する個室を持ちます。電話応対、郵便物受け取り、来客対応といった受付業務も含まれているところが多いようです。

 

平方メートルあたり(アメリカでは平方フィートあたり)の単価は通常のリースより割高になりますが、オフィス機能の一部を共有することで賃料を抑えることができ、また受付スタッフを自前で雇う必要もありません。スタートアップ企業にとってありがたい存在です。

 

エグゼクティブスイートは交通の便が良く、きれいで新しいビルに入居していることが多いので、通常のリースでは手が届かないビルを利用することも可能です。

 

エグゼクティブスイートの例
Barrister Executive Suites

 

ビジネスインキュベーター(Incubator)

 

主にハイテクやベンチャーのスタートアップを対象に、生まれてたてのビジネスをインキュベート(孵化)させる目的で運営している組織で、自治体や地元の商工会議所などが出資していることが多いです。サービスは格安のオフィスリースだけでなく、投資家の紹介、人脈開拓、コンサルティングなど、様々なスタートアップ支援が含まれています。

 

運営組織によって特徴が異なりますが、共通するのは単なるオフィスの間貸しではないということです。企業として成長して将来は地元経済に貢献することが期待されていて、テナント同士の付き合いや関連団体とのネットワーキングなどは必須です。人脈づくりが重要なベンチャー企業は、ぜひとも検討したいオフィスのオプションです。

 

ビジネスインキュベーターの例
Business Technology Center of Los Angeles County

 

コーワーキングスペース(Co-working Space)

 

新しいタイプの共同オフィスです。エグゼクティブスイートよりも敷居が低く、個室を持たずに机を並べただけの共同スペースで仕事をします(中には個室を提供しているところもあります)。会議室、休憩室、コピールームなども完備されています。金融危機後、仕事が激減してオフィス代が払えなくなったスモールビジネスの間でこういった共同オフィスのニーズが拡大し、コーワーキングスペースと総称されて発展しています。

 

大きな特徴はその気軽さと言えるでしょう。共同なので賃料は格安、毎日オフィスを使用する必要がなければ、1日単位で借りることもできます。会議室は1時間単位で借りることができます。必要な時に必要なだけ借りることができる利便性がうけているようです。

 

コーワーキングスペースは単なるスペースの貸し出しだけでなく、利用者同士のネットワーキングや相互協力なども積極的に推進しています。ここから新たなビジネスアイデアが生まれ、さらに大きな事業に育っていく可能性も大きいのです。特に若い世代のフリーランサーや起業家の利用が多いようです。

 

コーワーキングペースの例
Collab Space

 
 

こういった賃貸オフィスはたいてい住所のレンタルも行っており、バーチャルオフィスを持つことも可能です。いきなり大枚をはたいて立派なオフィスを構えるより、最初はこういったオフィスを活用し、会社の成長と共にオフィスも拡張していくのが得策といえるでしょう。

 

賃料の目安はこちらの投稿を参考にして下さい。

 
 

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